咽頭反射とは?

外来で胃の症状を訴えられる方に、胃カメラをお勧めすると、「以前、とても辛い思いをしたので二度とやりたくない」と答えられる方が多くいらっしゃいます。

特に若い方や喉の敏感な方では、どんなに充分に咽頭麻酔をしても知覚が完全に失われるのではありませんので、内視鏡が舌の付け根の舌根を通過する際、不快感を生じます。ここで、一度「ウゲー」となりますと、しばらくは咽頭反射が続き非常に辛い思いをします。こういう方には、いかに舌根部を刺激しないように食道に挿入するかが、楽な検査か否かの分かれ道です。そこで考え出されたのが経鼻内視鏡です。

咽頭反射がほとんど起こらない胃カメラ 経鼻内視鏡

経鼻内視鏡は鼻から挿入し、舌根に触れることなく食道に入っていきますので、咽頭反射はほとんど起こりません。

当院で使用している超細経スコープ
当院で採用した経鼻内視鏡は超細経スコープ(GIF-N260)で先端部径はなんと4.9mm(従来のスコープは9.2mm)であります。非常に細く咽頭反射が起こらないので、検査中の不快感はほとんどなく、若い方や喉の敏感の方には最適の検査と言えるでしょう。

また、細くても組織の検査などは通常通り行えます。患者様は検査中しゃべれるので、モニターに映し出される自分の胃を見ながら、医師に質問できます。

もちろん従来法の口からの内視鏡も行っておりますので、検査当日、それぞれの検査法の説明をよく聞き、ご選択ください。