胃ポリープ

胃のポリープには胃底腺ポリープと胃過形成性ポリープ、胃腺腫があります。 その大部分は胃底腺ポリープです。胃底腺ポリープは胃底腺の過形成で炎症所見もなく、癌化もみられません。

一方、過形成性ポリープの頻度は2%程度ですが、粘膜の強い炎症所見が特徴で炎症性のポリープの所見を呈し、自然には消失せず、癌化の頻度は1.5~3%です。

ピロリ菌感染との関連性が高く、ピロリ菌除菌治療で縮小、消失する事があります。胃腺腫は2cm以上で癌化率が高く、内視鏡的切除が行われています。